不妊改善

東洋医学の知識と技術も豊富に取り入れた
プログラムで、身体的・精神的なケアを提供します

からだのバランスを保つ「気」「血」「津液」と「五行」

東洋医学では、不妊の原因は「気」「血」「津液」のめぐりが悪くなることだとしています。これら3つの力は、からだのエネルギーを生成して循環させ、栄養を与えること。いずれも日常生活には必要不可欠なもので、重要な【病理】(病気の理由)としても考えられています。

また、東洋医学には【病理】と併せて、それらの【属性】を表す「木」「火」「土」「金」「水」という自然界のバランスが崩れることで、さまざまな不調を起こすとされる「五行」という理論もあります。
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「気」「血」「津液」と「五行」に関しては、漢方薬を取り扱う内科医医師の方々も知識をお持ちであり、ほとんどの医大でもカリュキラムとして組まれています。

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女性の身体はとてもデリケートです。ホルモンバランス、生活スタイル、食生活などさまざまな要因で変化します。多様化している現代生活のなかで求められる役割の重要度が高まっており、疲労やストレスは自覚できる状態を上回るレベルだと思われます。

乱れてしまった「からだのリズム」を正常に戻すと、必ず健全になります。女性のからだは本来、生命力にあふれ力強いのです。それを最大限に引き出せるのが、鍼灸や整体、体操療法です。


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まずは、自身のからだの状態を正しく知ることが大切です。ゴールを出産とした場合、大切なのは「生理周期が28日前後で、排卵を境に卵胞期と黄体期に分かれる」こと。卵胞期は低温期と重なり卵胞ホルモンが主導、黄体期は高温期と重なり黄体ホルモンが主導します。上記グラフのように、基礎体温では低温期と高温期に0.3~0.5℃の差がある「二相性」が理想です。

BBT(基礎体温表)からは、排卵の有無と排卵時期が特定できます。これは、タイミング療法の重要な指標。排卵前後2日間は受精の確立が高くなります。基礎体温は3周期を見れば、おおよそのパターンが分かってきます。

特に、東洋医学的な治療が必要な基礎体温のパターンに対する処方を下記に記載します。

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一相性になってしまっている(高温期がない)

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無排卵または無月経の場合にみられます。月経周期をつくるためには生殖機能に関係する「腎」を補強し、血行を良くする「補腎活血法」を行います。これに対し、「太渓」や「湧泉」などのツボを用います。

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体温の上りが遅く段階的に上がる

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高温期への移行が3日もかかると、排卵障害の可能性が高いです。そういった場合は、「気」と「血」のめぐりを改善させる「理気活血法」を行います。これに対し、「太衝」、「膈兪」などのツボを用います。

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高温期が短いまたは高温期の体温が低い

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高温期と低温期の日数が12日未満、または低温期と高温期との差が0.3℃未満だと、黄体機能不全が考えられます。この場合、「補腎温陽」、「益気養血」を行います。これに対し、「三陰交」、「血海」などを用います。

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高温期が高すぎる

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高温期と低温期の差が0.5℃を超える状態です。ホルモン治療後によくみられます。ホルモンバランスが崩れ体温がなりすぎてしまう事を指します。そういった過剰な熱を取り除くために「滋陰降火法」を行います。これに対し、「合谷」、「三陰交」などを用います。

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低温期と高温期の幅が大きい

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ストレスが多い、プロラクチン(ホルモン)が高い場合に起こります。ストレスを解消し気をよくする「疏肝理気法」と前述した「補腎活血法」を併用して行います。これに対し、「太衝」、「支溝」、「陰陵泉」などを用います。
 

基礎体温ひとつでからだの状態は変化しますから、それぞれの特徴にあった対応がとても大切です。当院では、患者さんお一人おひとりの症状を細部まで診ながら、しっかり治療に当たります。専門知識と技術と実績をフルに活用して皆様の身体的・精神的なケアを行い、出産までのお手伝いをします。