胃・十二指腸潰瘍

<背景・疫学>
消化管粘膜の剥脱した分節で,典型的には胃内(胃潰瘍)または最初の数センチの十二指腸(十二指腸潰瘍)で,粘膜筋板を貫通するものをいう。

<原因>
胃炎と同じく、攻撃因子と防御因子のバランスが崩れたことが原因となることが多いとされる。

特徴的な所見として、胃潰瘍の場合には食後痛、十二指腸潰瘍の場合には空腹時痛などの症状がみられる。

<一般的治療法>
治療は胃炎と同じく、制酸薬,H2ブロッカー,プロトンポンプ阻害薬の投与、H・ピロリ菌の関与が疑われる場合には抗菌薬の服用などの対症療法の他、潰瘍の深達度によって手術療法が用いられている。