首肩こり予防のためのスマートフォンの正しい使い方
長時間の使用によって首や肩のこりに悩む人が増えています。特に、スマホを長時間うつむきながら操作することで、首の筋肉に大きな負担がかかり、肩こりや頭痛を引き起こす原因になります。
最近では「スマホ首」とも呼ばれる症状が問題視されており、姿勢の悪化が首や肩だけでなく、全身の健康に影響を及ぼすこともあります。本記事では、スマートフォンを正しく使いながら、首や肩の負担を減らす方法について詳しく解説していきます。

「スマホ首」とは?(ストレートネック・姿勢悪化の問題)
「スマホ首」とは、長時間のスマホ使用によって、首が前に出た状態がクセになり、本来の自然なカーブを失った状態のことを指します。医学的には「ストレートネック」とも呼ばれ、頭の重みを支える首や肩の筋肉に過剰な負担がかかるため、痛みやこりが発生しやすくなります。
本来、首の骨(頚椎)は前にカーブしていることで、頭の重さをうまく分散しています。しかし、スマホを長時間うつむきながら操作すると、首がまっすぐになり、本来のクッション機能が失われ、負担が倍増します。これが原因で、首のこりだけでなく、肩こり・頭痛・めまい・眼精疲労など、さまざまな症状を引き起こすのです。

スマートフォン使用による首肩こりの原因
長時間の前傾姿勢による首への負担
スマートフォンを使う際、多くの人がうつむいた姿勢になりがちです。この前傾姿勢が長時間続くことで、首の骨(頚椎)や筋肉に大きな負担がかかります。
特に、頭の重さは約5kgほどありますが、前傾する角度によって首にかかる負担が増大します。例えば、30度傾くと約18kg、60度傾くと約27kgもの負担が首にかかるとされています。これは、ボウリングの球を首で支えているような状態です。

このような負荷が続くと、
✅ 首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪化する
✅ ストレートネック(スマホ首)を引き起こす
✅ 慢性的な肩こりや頭痛の原因になる
といった問題が発生します。
首肩こりを防ぐスマホの正しい使い方
「首肩こりを防ぐスマホの正しい使い方」について、動画で詳しく解説しています!
正しいスマホの持ち方や姿勢、首や肩の負担を減らすポイント、簡単なストレッチまで、わかりやすくまとめた動画をご覧ください。
スマホ使用による首肩こりを防ぐ生活習慣
姿勢改善のための環境作り
日常生活でスマホを使う際に、環境を整えることも重要です。
✅ デスクワークでは、スマホスタンドやPCモニターを適切な高さに
✅ 寝る前にスマホを使いすぎない(ブルーライト対策)
✅ ストレッチや運動を習慣化する
スマホを正しく使うだけでなく、普段の生活習慣を見直すことが、根本的な予防につながります。
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