01生産年齢の男性が抱える問題は、時に身体に不調をおこします。その環境によっても症状は様々で、肩こりや頭痛、腰痛などメインですが、疲労やストレスを溜めてしまうと、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量が減少、さらには性欲の減少や精子数の減少、さらには精子の運動量の減少などにもつながってしまいます。 不妊の原因は48パーセント男性にもあると言われています。会社での役割、家族での役割があり、恒常的に休まらないカラダと心であること、それに加えて晩婚化も進みご夫婦の時間も取れず、妊娠に至らない方が増加傾向にあり、男性には、乏精子症、精子無力症、無精子症、血行障害、精索静脈瘤、EDなどがあります。
02背景は疲れやストレスに加えて、姿勢や身体の歪み、食生活の偏り、運動不足などが考えられます。 対策としては1疲労をしっかり抜くこと。2身体のバランスを整えること。それに伴い正しい筋肉と体脂肪との関係や、骨格、食事・生活習慣(禁煙・禁酒を含む)が重要となります。 当クリニックでは、上記に対して整体により骨格・筋肉を調整し、運動の効率と効果を向上させ、自然食を中心としたファスティングでもお手伝いが可能です。

03例えば普段デスクワークで働いている方は猫背になりやすく、頭が前に傾いてしまうため肩まわりの筋肉がコリやすく、腹筋が弱くなってしまいます。そういった身体の弱点に対して、インナーマッスルの【腸腰筋】や呼吸に必要な【横隔膜】を鍛えることが必要です。それには加圧やピラティスが最適な方法で、数あるトレーニングの中でも病院でも取り入れられており効果効能があります。

04また食事のリズムや内容が偏ることもかなりの負担になります。よくあるパターンは健康を意識するために、あまりお肉を口にしない方が多いです。定量な脂質は体を元気にするホルモンの材料になりますので、週二回は豚か鳥肉などをしっかりとることをお勧めします。

1働き盛りの男性でしたら、細胞の新陳代謝周期の90日間で、血液と精子の数値は、正常になります。

05 私たちは東洋医学的な観点からも鍼灸治療は全身の調整を行うため、末端の血流改善のみならず、内臓への血流改善、自律神経のバランスを整えます。それによって確実に、精巣・生殖器機能を高めます。普段の疲れやストレスを和らげる事で、「気」の巡りを改善していきます。 男性の場合、女性のようにクリニックや鍼灸院への認識が薄く、治療の優先順位が低くなり一歩踏み出しにくいことが多く見受けられます。まずは疲労を抜くだけで仕事の効率もしっかり上がりますし、日々が輝き人生が豊かになります。 当クリニックでは、お子さまに恵まれないご夫婦の方に、今何が必要なのか、一番大切なのか、しっかりお話をお聞きした上で、的確な治療プログラムを組み立てますので、ご安心してご相談ください。

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プレコンセプションケア

生涯のうちのプレコンセプションケアの位置づけ
WHOから引用・改変)

コンセプション(Conception)とは、お腹の中に新しい命をさずかること、受胎を意味します。

プレコンセプションケア(Preconception care)とは、将来の妊娠を考え女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。

このケアが必要となるのは、妊娠を計画している女性だけではありません。女性やカップルがより健康になること、元気な赤ちゃんを授かるチャンスを増やすこと、さらに女性や将来の家族がより健康な生活を送れることを目指しています。

日本では、成育医療研究センターのプレコンセプションケアセンターで初めて開設されました。
プレコンセプションケアセンターでは、いつか妊娠を考える全ての女性とカップルが、あらゆる視点から現在の健康状態のチェックを受け、日々の生活や健康について各分野のスペシャリストたちに相談できることを目指し、特に、現在ご病気をお持ちの方や、小児期にご病気をお持ちだった方からの将来の妊娠・出産についてのご相談、なかなか妊娠しないカップル、妊娠してもこれまでに思うような結果が得られなかったカップルのご相談に力を入れています。

また、これまでに妊娠に関する情報が十分ではなかったご病気の妊娠・出産に関する情報を集め、全ての方に妊娠前に知っておいていただきたい最新の情報を、発信しています。

プレコンセプションケアを実施している協力施設

・東京慈恵会医科大学 産婦人科講座
・杏林大学医学部付属病院
・大阪医科大学附属病院
※ こちらの施設では、プレコンセプション相談外来のみ実施

参考文献