【紅林弘太郎選手も診断】肩のインピンジメント症候群とは?原因・症状・整骨院での改善法を解説

今回は、プロ野球オールスターに選出されていたオリックスの紅林弘太郎選手が、右肩のけがにより出場を辞退されたというニュースを受けて、私たちの視点から「インピンジメント症候群」についてご紹介します。


■ インピンジメント症候群とは?

紅林選手が診断された「インピンジメント症候群」は、肩関節周辺の骨や筋肉、腱がこすれ合うことで炎症や痛みが起こる状態です。
特に野球のような腕を大きく振るスポーツでは、繰り返しの動作によって肩に負担がかかりやすく、この症状を引き起こすことがあります。


■ どんな症状が出るの?

  • 肩を上げると「引っかかるような痛み」や違和感

  • 腕を90度以上上げると痛む

  • 夜間に痛みで目が覚める

  • 洗濯物を干す・荷物を持ち上げる動作で痛む

プロ選手のように高頻度で投げる動作をする方はもちろん、デスクワークやスマホ操作が多い一般の方にも起こり得る症状です。


■ なぜ起こるの?原因は?

インピンジメント症候群は、以下のような要因で発症します。

  • 肩の使いすぎ(オーバーユース)

  • 肩甲骨や背骨の可動域制限

  • インナーマッスル(肩の深層筋)の機能低下

  • 姿勢不良(猫背、巻き肩)によるアライメントの乱れ

紅林選手のようなプロ野球選手の場合、肩の可動域を最大限に使うプレーの繰り返しが原因になったと考えられます。


■ 当院での施術アプローチ

当院では、インピンジメント症候群の症状に対して以下のような施術を行っています。

鍼灸:炎症を抑え、筋肉の緊張をゆるめる
手技療法:肩甲骨周囲の筋肉やインナーマッスルを調整
超音波療法・電気治療:深部組織の血流改善と痛みの軽減
姿勢調整・運動療法:再発予防のための可動域と筋バランス改善

痛みを緩和するだけでなく、肩の使い方・姿勢改善を通じて、根本的なケアを行うことがポイントです。


■ 一般の方にも起こる「肩のひっかかり」

「スポーツしてないし、関係ないかも…」と思われるかもしれませんが、重いバッグの持ち運びや家事、デスクワークの姿勢などでも発症することがあります。
「肩がうまく上がらない」「つり革を持つのがつらい」「洗濯物を干すのが痛い」と感じる方は、早めにケアすることが大切です


■ 最後に:紅林選手の早期回復を応援しています!

紅林選手は「また元気な姿をお見せできるよう、今自分にできることを一つ一つ取り組んでいきたい」と前向きなコメントを発表されていました。
アスリートの姿勢は、私たちも見習いたいものです✨

痛みや違和感を放置せず、「今だからできるケア」でしっかり回復を目指していきましょう。
当院では、プロ選手も行っているようなセルフケアやコンディショニングの指導も行っています。

肩の不調を感じたら、お気軽にご相談くださいね!

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