不眠症

<背景・疫学>

不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気。
不眠の原因はストレス・こころやからだの病気・薬の副作用などさまざまで、原因に応じた対処が必要とされる。不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥る。
日本人を対象にした調査によれば、5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」、「何らかの不眠がある」と回答している。また、加齢とともに不眠に苦しむ人の数は増加している。60歳以上の方では約3人に一人が睡眠問題で悩んでいる。そのため通院している方の20人に1人が不眠のため睡眠薬を服用している。

<原因>

日常生活の乱れ、外界からの刺激、ストレス、心身の不調、薬やタバコ、アルコールなどの刺激物の影響など、様々な因子がきっかけでおこる。
主に日常生活の乱れや外界からの刺激などで起こる不眠を機会性不眠といい、機会性不眠が心理的機構によって固着したものや、何の要因もなく発症するものを症候性不眠(神経症性不眠)という。
不眠症には、入眠困難、中途(早期)覚醒、熟眠障害、全く眠れないものなどのタイプがあり、心理的な作用が大きいほど熟眠障害などが強くなっていく。

<診断>

不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになる。症状は倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたる。
「1. 長期間にわたり夜間の不眠が続き」「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、このふたつが認められたとき不眠症と診断される。

<一般的治療法>

GABA受容体作動薬やメラトニン受容体作動薬、オレキソン受容体作動薬などの薬物療法に加え、睡眠に対する誤った考え方や生活習慣を修正する認知行動療法や不眠へのとらわれを打破する森田療法が用いられている。

メディカルジャパン東洋医学的アプローチ(症候性を除く)

精神的興奮の鎮静、全身調整(悪循環の断絶)
【処方例】百会、顖会(しんえ)、天柱、風池、完骨、肩井

上記に加え、不眠を引き起こした根本原因に対する施術も行います。
① 痰熱…飲食不節や運搬消化機能の失調
② 肝火…抑鬱や怒り、イライラ
③ 心脾両虚…悩み事、心労などによる、心、脾の損傷
④ 心腎不交…房事過多や長期にわたる病などでの心、腎の損傷

不眠症と関係するメディカルジャパンにしか出来ない脳血流量改善の介入

新型コロナウィルス流行によるワクチン接種や、マスク着用による身体の緊張が高まることによる不定愁訴(※1)が増えてます。

(※1)診察や検査を受けても、はっきりとした疾患が特定できず、様々な症状を訴える状態。

特にマスク着用時、口呼吸になることにより「胸鎖乳突筋」の筋緊張が常時高くなります。この筋肉が緊張してしまうと、疲労が溜まり、血行不良を起こします。血流循環に障害が起きると疲労物質が溜まり痛みや痺れを発生する原因となります。また副交感神経の働きが悪くなり、自律神経の失調にも影響があります。
胸鎖乳突筋の筋緊張が常時高くなると、下を走行する頚動脈の絞扼障害が発生します。

頚動脈の絞扼障害が発生すると、大脳や聴覚器に送られる血流のスムーズさがなくなります。

脳は各部位が様々な領域に細分類され、それぞれ異なった機能を担っています。例えば大脳皮質は、細胞構築の差により52領域に細分類されています。このような機能局在は中枢神経の全領域に存在し、脊髄においては、分節ごとに手や足の体性感覚や運動機能を有する体部位局在を有しています。
脳への酸素供給が減少すると、各細胞への栄養が滞り、機能低下を起こしかねません。

メディカルジャパンでは、エコー、超音波医療器、徒手、リハビリ体操などをプログラムし、その方の不眠症の改善に取り組んでいます。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

胸鎖乳突筋のアプローチ手技治療

首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

自宅での胸鎖乳突筋ケア:緊張と痛みを緩和する方法

セルフケアを自宅で行う際には以下の注意事項を守ることが重要です。

※効果の変化: 痛みが増えたり、新たな症状が出た場合は、すぐに停止し、医療専門家に相談してください。
※時間をかける: 時間をかけて行うことが重要です。急いで行うと筋肉が適切にリラックスできず、効果が得られません。
※適度な強度: 強度が強すぎるケアは筋肉にダメージを与える可能性があります。痛みを感じる場合は、強度を下げるか中止してください。

胸鎖乳突筋のアプローチ超音波治療

ピンポイントで超音波を非温熱効果もしくは温熱効果のどちらかで照射します。
超音波→深部熱による脊髄動脈及び動脈叢の血流増大。

さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。

リハビリ体操+呼吸法

リハビリ体操と呼吸法

バランスは筋肉や骨の問題だけでなく緊張したカラダは呼吸を浅くし、全身の代謝を下げてしまい、不定愁訴や難病の原因ともなるといわれてます。ご自宅で簡単にできる体操をしっかりと指導します。

befor→after

リハビリ体操+呼吸法

before
after

メディカルジャパンの安眠ケア

眠りが浅い方や寝つきが悪い方必見です。今日から使える簡単なケアになります。

参考文献

睡眠障害の対応と治療ガイドライン