顎関節症

顎関節症でお困りの方へ、安心の国家資格者による施術にて顎関節症を改善いたします。

何らかの原因で、耳の穴の前にある顎関節や、下顎を動かす咀嚼筋に何らかの原因で負担がかかり、

  • 顎の関節や筋肉の痛み
  • 口を開け閉めする時に、カクカクとした音が出る(クリック音)
  • 口が開けにくい
  • 口が閉じにくい
などの症状が起こります。
顎関節症の診断基準としては、「関節雑音」「開口障害」「顎の痛み」のうち1つでも当てはまり、他に症状 を引き起こす病気(関節リウマチや外傷性の顎関節炎など)がない場合に診断されます。顎関節症の症状に 伴い、頭痛や目眩を引き起こす場合もあります。

比較的若い世代に多く見られ、男性に比べ女性の方が顎関節症と診断されることが多いとされています。

原因

原因や発症メカニズムについては不明な点が多く解明されていないのが現状ですが、以下のような要因が考えられます。

  • 噛み合わせが悪い
  • ⻭ぎしりや食いしばり
  • 頬杖などの日常生活での癖
  • 精神的ストレス
  • 口内環境による口腔障害
  • ⻭列接触癖のような口腔習癖

これらが組み合わさり、各個人の適応能力を超えてしまうと症状が現れるとされています。
多くは、噛み合わせの悪さや親知らず、外傷、食いしばり、スポーツによる激しい運動など生活習慣による ものです。

筋肉と顎関節症の関係性

閉口時:咬筋、側頭筋、内側翼突筋

開口時:外側翼突筋(下頭)、顎二腹筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋

内側翼突筋、外側翼突筋は、両サイドで均等に機能する際には口の開閉に働きますが、片サイドのみで働く(不均等に機能する)と、あごをずらす要因となります。そのため左右の筋バランスの崩れがある場合、顎関節のスムーズな動きが阻害され、開閉時の違和感や痛み、クリック音などの開口障害を引き起こします。

開閉に支障をきたすのは、咀嚼筋だけではありません。首を側屈した際、側屈した側の方の顎関節は噛み締めやすく、反対側は開きやすくなります。 咀嚼筋の緊張をスタートにトラブルが起こる場合をありますが、頸肩部の筋緊張により、首のアライメント(姿勢)が崩れ、それに付随して内側・外側翼突筋やその他咀嚼筋の筋バランスの崩れ、顎関節の障害へと発展することもあります。

一般的治療法

顎関節症の病態にあわせて治療法が選択されますが、一般的にはスプリントを用いて、噛みしめた時の顎 関節や咀嚼筋への負担を軽減させる治療が行われます。

また、精神的なストレスに対するサポートとしてのカウンセリングや規則的な鎮痛剤の服用などの薬物療 法が有効な場合もあります。さらに、開口訓練やレーザー照射、マッサージなどの理学療法、⻭ぎしりや 食いしばり、姿勢など日常的な癖を修正する行動療法によって症状が改善する場合もあります。

病態毎の治療法

咀嚼筋痛障害(I型)

口の開け閉めや食べ物を噛むときに下顎を動かす筋肉(咀嚼筋)に障害が起きている。
⇨主に顎の筋肉(咬筋・側頭筋)のマッサージ、安静。

顎関節痛障害(II型)

顎関節を包んでいる組織や靭帯に障害が起きている。
⇨関節靭帯の異常で簡単にいうと「顎の捻挫」。マッサージは悪化する恐れがあり無理に口を開けすぎたり、固いものは避ける、食事は小さくカットするなど可能な限り安静にする。

顎関節円板障害(Ⅲ型)

顎関節の中にある関節円板というクッションが正常な位置からずれている。
⇨上顎と下顎の接続障害で関節雑音を伴う。症状が関節雑音のみであれば治療の必要はない。

変形性顎関節症(Ⅳ型)

顎関節を構成している骨が変形している状態。
⇨下顎骨の関節突起の変形によるもの。症状だけでは診断困難の為、レントゲンを撮影して変形がないか調べるところからスタートし、変形した骨を元通りにすることは難しいので「痛みなく」「十分に口が開く」ことを目標にマウスピース治療や開口訓練を行う。

メディカルジャパンにしかできない介入例

メディカルジャパンでは、解剖学に基づいたマッサージ、鍼治療、ES530による電気療法を駆使し、その方の状態に合わせた治療を行います。

ES530(立体動態波モード)

3対の異なる高い周波数の電流が生体内部で干渉し、立体的で複雑な電流のうねりを発生させます。6点の電極から流れる電流が3次元的に干渉することで、生体内部の筋や神経にも刺激を与えることができます。また、搬送周波数をスウィーブさせることで表層部から深層部まで広範囲に治療が行えます。

鍼治療

鍼治療は痛みの軽減に特化しています。鍼は筋肉に直接刺激を与える為、筋肉を緩め血行を良くします。経穴(つぼ)に刺鍼することにより、脳内のβエンドルフィンを分泌し消炎鎮痛効果を高めます。

メディカルジャパン TMJ筋調整・骨調整

顎関節症(手技アプローチ)

セルフケア

①痛みが出る筋肉をマッサージ(咬筋、側頭筋など)

②ホットパックなどで局所を温める

③開口運動をする

顎関節症は上記で記載した通り、生活習慣によるものが大半を占めています。デスクワークなど、口を動かさず長時間机に向かう環境でいると、脳が、《これが正常》と思い込み、開口動作に対して億劫になっていきます。話す、食べるなど、日常生活で不可欠な部分が忘れられる事が顎関節症を引き起こすきっかけになると言えます。 日頃のケアが、顎関節だけでなく肩こり頭痛予防に繋がっていきます。

顎関節症(セルフケア)

医療機関からも支持をいただいております

立川市近藤歯科医院 医院長 近藤光昭氏

立川市近藤歯科医院 医院長 近藤光昭氏

立川病院診療提携医療機関、小児歯科専門医、歯周病学会認定医、レーザー歯学会専門

「かみ合わせと全身治療との関係」

私は『顎関節症』の治療にあたり、顎関節を中心に整復や咬合治療を行ったにもかかわらず、改善されない症例を経験します。顎関節症・噛合障害患者さんで、その原因が歯科治療や咬合の変化とは、全く関係なく症例を訴えるケースも多い様です。実際に私の臨床でも、頸椎、脊椎など全身の整復治療を受けたことにより耳鳴り、開口障害の減少にも有効であることを体験させられます。

腰椎、頸椎、胸椎、肩、股関節などの形態、機能、位置のズレなど姿勢の影響により、顎や頭への重心のかかり方が変わることにより、嚙み合わせも変わります。また、噛み合わせの悪さは、顎のずれ・顔の歪みを生むため、全身状態のバランスも崩し、偏頭痛、肩こり、めまい、腰痛、耳鳴りなど全身にも支障を及ぼします。

当院での全身との関係から噛み合わせに支障を及ぼしていると判断した方は、確かなアプローチ・施術・メディカルケアをして頂ける『メディカルジャパン』に来院をお薦めしています。

※個人の感想になります

症例

《歯周病治療を希望で来院された男性A様 30才》

歯周病治療を行う以前に、数か月前より強度の開口障害(人差し指1本が入るのが限界)を認める。原因が歯科領域・治療既往による症例ではないと判断し、『メディカルジャパン』に来院を薦めました。Aさんより「来院してすぐに整体処置をして頂いたところ、その場で口が開くようになりかなり楽になりました」と喜びの連絡を頂きました。その後、歯科治療もできるまでに口も開けられる様になり、継続して整体治療を受けることを勧めました。

《他院の装着義歯が何度調節しても痛くて食事が摂れず来院した女性G様 35才》

義歯が痛いだけではなく、数年前より強度の腰痛を訴えていて数か所病院、整体治療院に通ったが、改善されないとの事。義歯の痛みに関しては、強度の食いしばりも原因しているのではと判断し、義歯の咬合調整と並行して『メディカルジャパン』を紹介。数週間後、腰の痛みも義歯の痛みも全くなくなり、美味しく食事ができるようになったと喜ばれました。

※私たち医師を含めた、鍼灸師、マッサージ師、柔道整復師は、国が認めた専門士です。お体の悩みは、《正規の相談窓口》に問い合わせることが大切です。
歯もカラダも予防にまさるものはないと思います。不調を感じた際はディカルジャパンさんにご相談することを推奨します。

近藤歯科医院

立川駅北改札 徒歩5分
Webサイト:https://www.kon-c.jp/

当院と日本顎関節学会の連携

当院は、顎関節症治療の先端を追求するため、日本顎関節学会に正式に加入しております。この学会は、国内外の最新の研究成果や治療技術の共有を目的として設立され、多くの専門家が所属しています。

顎関節症は、その症状や原因が多岐にわたるため、治療法も患者様一人ひとりに合わせて選択する必要があります。日本顎関節学会との連携により、当院は最新の治療技術や知識を速やかに取り入れ、それを患者様の治療に反映させることができます。

また、学会での研究発表やセミナーへの参加を通じて、当院のスタッフも常に最新の情報を学び、スキルアップを図っています。これにより、患者様には最先端の治療を、より安全かつ効果的に提供することが可能となっております。
当院は、日本顎関節学会との緊密な連携を保ちながら、患者様一人ひとりの症状や状態に合わせた最良の治療を提供することを目指しています。

一般社団法人 日本顎関節学会事務局

東京都豊島区駒込1-43-9駒込TSビル4F
Webサイト:https://kokuhoken.net/jstmj/

参考文献

来院された方の喜びの声

治療の効果が身をもって感じました
学生時代、サッカーの試合中に相手のヘディングが顎に当たり、それから口を大きく開けることができなくなりました。無理やり開けようとするとガコッと音がして、痛みが出ていました。日常生活でそこまで大きく口を開けることはないので、そのまま放置していたのですが、やはりことある毎に気になるので治療してもらいました。顎周りの鍼治療と電気の治療で以前よりかなり、開け閉めがしやすくなり、開けられる角度も広くなった気がしました。相変わらず、音はしていますが、しばらく放置して、顎関節の軟骨がすり減ってしまっている可能性があるとのことで、これはうまく付き合っていくしかなさそうです。それでも、治療後の変化はバッチリ感じられたので、もう少し通って少しでも音が軽減されればと思います。