メディカルジャパンのアロマオイル特化型プログラム
メディカルジャパンのアロマオイル特化型プログラム

アロマオイルマッサージ

当院でのアロマオイルマッサージは体の構造を理解した国家資格者が解剖生理学に基づき施術を行うメニューです。日常の中で感じる倦怠感や疲労感、冷えや浮腫みなどの体の不調の原因は、普段の姿勢やストレスからくるものなど様々です。

アロマオイルマッサージの効果とは?

アロママッサージは香りで癒されるだけでなく、血液やリンパの流れを促すのでむくみがとれるという効果あります。疲れが溜まった時、思いっきり気分を上げたい時など、アロマオイルを使い分けることで普段の生活がより豊かなものになります。

特にストレス社会といわれる現代で、長い期間ストレスによる負荷が体にかかることにより、自律神経が乱れて不眠やうつ、冷え、肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感、寝ても疲労感が抜けないなどの不調を来しやすいといわれています。

このような方におすすめ
  • 疲労回復
  • 冷え性
  • ストレス解消
  • 不眠
  • 美容
  • 自律神経の乱れ

アロマオイルのメカニズム

オイルに精油(アロマオイル)を混ぜることで、筋肉が緩んだりリラックスするだけでなく、その香り成分が体に多岐にわたって影響を与えます。具体的には、2つの経路を通じて心身に作用します。

①嗅覚から脳への作用

アロマオイルの香り成分は、嗅覚を通じて脳に届きます。脳への刺激により、中枢神経系が活性化またはリラックスし、自律神経を整える効果が期待されます。香りの情報は脳を通じて心の状態に影響を与え、ストレスの軽減やリラックス効果が期待されます。

②皮膚や粘膜から血管経由での全身への作用

アロマオイルは皮膚や粘膜を通して吸収され、血管に入り血液循環を通じて全身に広がります。これにより、体内のさまざまな組織や臓器にアロマオイルの成分が届きます。内分泌系に影響を与え、ストレスへの対応や免疫機能の向上などが期待されます。

嗅覚は五感の中で唯一、香りが直接脳に伝わる経路です。香りを感知すると、感情や本能を制御する「大脳辺縁系」や、自律神経系を調節する「視床下部」に情報が伝わります。これにより、体温、睡眠、ホルモン分泌、免疫機能などのバランスが整えられると言われています。つまり、アロマの香りを嗅ぐことは、中枢神経系を刺激またはリラックスさせ、香りの情報が内分泌系を介してストレスに対応し、免疫機能に影響を与える可能性があります。

嗅覚から脳へ伝わる経路

  1. 精油成分が空気中に蒸発して鼻から吸い込まれる
  2. 鼻の中にある嗅上皮(きゅうじょうひ)と呼ばれる粘膜に付着
  3. 嗅細胞から出ている嗅毛(きゅうもう)がキャッチすると、嗅細胞の興奮が起こる
  4. 嗅細胞が興奮し電気的信号(インパルス)となって、情報が嗅細胞から嗅神経に伝わる
  5. その情報(信号)が嗅神経から嗅球、嗅索へと伝わり大脳辺縁系という脳の領域に到達
  6. 視床下部の脳下垂体に伝わり、受け取った香りによって体に作用する物質の分泌を促す

アロマオイルが身体に与える影響

緊張状態に備えるような働きをする交感神経は心拍数・血流量増加、血圧の上昇および消化活動の抑制などをひきおこします。副交感神経はリラックスした状態で働き、心拍数・呼吸数・血流量・血圧の低下をひきおこしたり消化活動を活発にしたりします。ストレスが負荷されると内分泌系に影響し免疫機能の低下が引き起こされます。

オイルを使用して肌表面を滑らせるようにマッサージをすると、リンパの流れや血流促進の効果が高くなります。全身に張り巡らされているリンパ管、その中を通るリンパ液を合わせて「リンパ」と呼び、体内の老廃物を排出、免疫機能などの役目を担っています。

身体に存在する様々なリンパ節に向かって、リンパを流すことで凝りや痛みの解消だけでなく、新陳代謝が向上することによってむくみや冷え性の改善に繋がります。

関連情報

  • NEWS2023.10.29
    日本東洋医学会論文発表「自律神経活動とアロマの関係性」
    近年、現代社会における慢性的なストレスが自律神経に与える影響に注目が集まる中、弊社はアロマ療法がその調整に有益である可能性を探るべく、研究を進めてまいりました。論文では、現代のストレス社会において自律神経の乱れが招く不定愁訴へのアロマ療法の効果に焦点を当て、その有望な成果を報告しております。
  • NEWS2023.10.11
    症例報告「自律神経活動とアロマの関係性」
    「自律神経活動とアロマの関係性」について自律神経の評価にTAS9VIEWを用いて数値の応答に変化があるかを計測しました。得られる数値の変動を通じて、アロマが自律神経に及ぼす影響を評価し、その結果を症例報告としてまとめるました。

アロマオイルの種類と特徴

オイルマッサージでの肌を滑らせる手法が脳を刺激して、リラクゼーション効果や安眠導入の効果もあります。弊社が使用しているアーモンドオイルは保湿効果が非常に高いものです。

学名 Prunus dulcis
科名 バラ科
部位 種子
原産国 アメリカ
抽出方法 圧搾法
主な成分特徴 オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸
精製 ビタミンE配合
香り ほぼ無臭
使用感 なめらか
肌質 全ての肌質(特に乾燥肌、敏感肌向き)

メディカルジャパン介入法

弊社では、解剖生理学など体の構造について3年あるいは4年学んだ国家資格者が施術を行います。筋肉の場所や深さ、リンパの流れ、リンパ節の場所などをしっかり理解した上でないと痛みや疲労感が増すリスクがあります。また、妊婦さんや体の症状により使ってはいけない精油もあるため注意が必要です。アロマオイルマッサージといっても手法は様々で、何に対してどうアプローチするかが大事です。筋肉の場所や深さ、リンパの流れなど解剖学的部分を理解したうえで施術を行うので安心して施術を受けることができます。

施術後はホットタオルで拭き取りますが、肌の潤いを保つため、あえて少し残した状態にするので、シャワーを浴びる必要もなく、お気軽に受けて頂きます。

アロマによるリラックス効果とこわばってしまった筋肉が緩むことにより呼吸が入りやすくなり、血流改善され冷えや浮腫みの改善がされます。体がリラックスして筋肉の緊張や体の循環改善がされることで、深い呼吸がしやすくなったり、睡眠の質があがったりするので疲労もたまりにくくなります。